最近、結納をきちんとされるご両家がめっきり少なくなりました。ご両親世代も結納の意義について理解が少ない方が多くなってきたことが原因のようです。

あえてわかりやすく言えば、ズバリ「結納」とは「婚約」です。最近のようなスピード時代と異なり20年前までは結婚までに一年ほど時間をかけて準備をしていました。お見合い?承諾?結納(婚約)?道具入れ?結納返し?結婚式と手順を踏みました。文字どおり結婚は一大事業だったわけです。ただ単に家族が増えるだけでなく、一族郎党とつながるという考え方です。今でも地縁血縁とよく言いますが、そんなご縁を大切にしてご両家に幸多かれと祈ったものです。そのような一大事業の途中の中締めが「結納」=「婚約」であったわけです。

そんな「結納」を省略することはとっても残念なことですが、そんな機会を犠牲にしてスピード・簡略を選択するのも時代背景だと思います。時流に対応しなければなりませんが、「ご縁を大切にしてご両家に幸多かれと祈っる心」だけは大切にしたいものです。さて結納を省いても必ず実施していただきたいのが、ご両家の両親やご兄弟が揃っての顔合わせです。幾久しくご両家が繁栄できるようにお近づきのご会食は欠かせません。ぜひ結婚式の一ヶ月から数ヶ月前までに揃われることをオススメします。ご両家が未来永劫たくさんのしあわせに恵まれることをお祈りさせていただきます。

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